そっち、
「まま だっこして~」と言ってそばにやってくる。
相手をしてほしい時やかまってほしい時、特にそんな発言が目立つ。
今日もパン教室で何度かあった。
ん~、そのタイミングが見事にこちらが忙しい時や手が離せない時にぶつかるんだよな(汗)。
手が空いて、抱っこしてあげるよと言うと、すぐ私の所に駆け寄ってきて、パズルのピースとピースがが合わさるかのように私にピトッとくっついてくる。
そして、子ザルのように私の膝の上に座り、動かずじっとしている。
かわいいよね。
こうしているだけでいいんだよね、子どもって。
求めてくるだけ応えたらいい。
職場の上司が言っていたことをなるべくしようとは思っている。
私もそうだった。
よく母の膝に座り、母に抱きしめてもらっていた。
そうだよな、今急にそうしていた時のことを思い出したよ。
長町の古いアパートの居間でよく母に抱っこをしてもらっていた。
特に理由はないけれど、抱っこしてほしかった。
母もあのとき、きっと一旦、忙しい家事炊事の手を止めて、私を抱きしめたことだろう。
30年経ち、私は今そっちを抱きしめている。
母は今の私と同じ気持ちだったのかもしれない。
今はもういない母だから、その時どうだったか母には聞けない。
でも、母と同じような気がする。
時を経て母と共通の部分をなぜか感じる。
母娘だからだろうか。
母にありがとうと言いたかった。
今だったら、親になった今なら、母ともっと話せただろうな。
いつもいつもそう思う。
言っても仕方のないこと。
母が私にしてくれたように、子どもたちを頑張って育てなければ。
来月いよいよ3歳になるそっち。
まだまだ甘えたい年頃です。
そして、まだまだそっちに甘えてほしいと思っている私がいます。
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