私が悪かった。
私の都合で…。ダメな母親だ。
朝、このまま仕事に行くのは止めようかと短時間でぐるぐる何度も思った。でも、そうはいかない。運転しながらため息をついた。
結局、1時間だけ仕事をして、早退できたので早退させてもらった。
そっちが気になって仕方がなかった。
園に行くと、そっちは驚きながら喜んで私をめがけて駆けてきてくれた。
「そっち、ママとデートしようか?」
そっちはコクンと頷いてくれた。
そっち、
「ソフトクリームが食べたい!!!」
「よし!行こう!」
そっちの好きなソフトクリームをお茶屋さんで食べた。そっち、パクパク笑顔で上手にスプーンですくって食べていく。
上手に食べるようになったな。
いつもりょっちのために、キャラクターのカートを遠慮してくれているそっちは、今日は堂々とカートに乗った。
そうだよね、いつもお兄ちゃんでいてくれてるもんね。我慢してくれてありがとう。
何軒かお店を見て、夜のご褒美の果物を買ったら、あらもうお昼。
お昼は…近所のパン屋さんへ。
2人で手を繋いで歩いて行った。久々だな。夏以来かな。
何気ない幸せを感じる。
愛しい我が子とこうやってできる幸せを大事にしなければいけない。
そっちが笑っていてくれていることが一番だ。
そっちと過ごしながら、朝の自分を責めた。
時間がないから、合理的に生活したくても、そっちにも意思はある。
それを尊重しなければならない。
分かってる。でも、日々に追われると、そんなことさえも見失ってしまうこともある。
大人なのに、最低だな。
ごめんね、そっち。
このパン屋さんに行くと、そっちは、必ず決まってサンドイッチセットを選ぶ。残すくせにコレなの。
私は、必ず決まって海老アボカドの冷たいパンと、塩バターロール。塩バターロールは、そっちの残ったサンドイッチを食べるおかげで、いつも食べずに持ち帰るくせにね。
2人で「いただきます」を言って食べた。
外で食べること自体、そっちには時めく。わたしだってそっちとこうやって食べるのは嬉しい。
帰りも手を繋いで帰宅した。もっと小さかった紅葉のような手。最近、逞しくなった。
たまに、そっちは言ってくれる。
「ママは弱いから、僕が悪い人やっつけてあげるから」
そんな優しいことを言ってくれるようになった。
頼れる長男だ。
帰宅後、2人でお昼寝をした。
いつも、りょっちがわたしの隣で寝るため、そっちは私の傍で寝れない。
でも、今日は2人でひっついて寝た。
久々の静かな2人だけのお昼寝。幸せだった。ずっと寝ていたかったな。
そっちが2時間ほどで起きたから、わたしも起きた。
そっちは、シールを貼る遊びをしていた。私はそろそろ夕飯の準備。
専業主婦の時間の流れ方だった。良いな、このゆっくり感。私にはこの方が合っているのにな。
その後、再び雑用を済ませ、りょっちのお迎えへ。
本来だったならば、風邪を引いているりょっちを安静にさせなければならないはずなんだけど、今だけはごめんね。お兄ちゃん孝行させてね。
帰宅後は、私が料理をしている間、2人で遊んでいた。兄弟は良いよね、特に同性だからそこで完結してくれる。
ゆとりを持って晩ごはんを食べた。
帰宅が遅かった主人。今夜も、酎ハイを買ってきてくれた。ありがとう。
バタバタと入浴し、寝る時間。
今日は思い切ってそっちのために過ごして良かった。
今週は、忙しすぎて心の余裕がなかったから、大事なことを見失いそうだった。
私はそっちとりょっちの親。健康で笑顔を私に向かって見せてくれるのが一番。それだけは絶対忘れてはいけない。
自己満足と言われても良い。今日、そっちと過ごせて本当に本当に良かった。
そっち、ありがとう。ママと一緒に過ごしてくれて。また、そっちデーを作って一緒に過ごそうね♡


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