少し前に、私の胸を触って
「おっぱい」と言っていたそっち。
はて保育園でそんな絵本を読んだのかな!?と思ったが、いわゆる赤ちゃん返り。
お~、来たな~と思っていたが、最近はしない。
昨日、お迎えの車の中で、私が運転席に乗って、お腹が重く、体勢を整えながら
「よっこいしょ。いててて」と言ったら、
助手席にいたそっちが、自分のお腹を手でポンポンと叩きながら、
「まま、いたい?」
と聞いてきた。
「まま、赤ちゃんいるから、お腹ちょっと痛いよ。だから、なでなでしてね」って言うと、お腹をなでなでしてくれた。
「そっち、ありがとう。優しいね。まま、嬉しいよ。そっちのこと世界一大好きだよ」と言ってぎゅっと抱きしめた。
今夜、食後にそっちが録画したものを観ている時、私がソファで横になっていると、私に甘えたいらしく、ソファによじ登って私にピトッとしてくる。
そんな時、私の下腹部に乗っかってきたため、痛くて、
「そっち、痛いよ」と言うと、そっちはそこから離れてくれた。
前にも説明したが、もう一度
「そっちは、お兄ちゃんになるんだよ。この中には赤ちゃんがいるんだよ。弟。なでなでしてあげてね」と言うと、聞きながら、うんうんと首を縦に振り、分かったよという態度を示した。
そして、『クリスマスおめでとう』という、何とも時期外れな絵本を引っ張り出してきて、どうしたのかなと思ったら、
赤ちゃんのキリストが寝ているページを見て、本ごと抱きしめたり、赤ちゃんの絵をなでなでした。
彼なりに赤ちゃんへの優しさを表現しているんだと思った。
「そっちは優しいね。まま、そんなそっちが大好きだよ。赤ちゃんいても、そっちへの愛情は変わらないよ」と私はまた言った。
そういえば、最近はダッフィーやシェリーメイを両手で抱っこして
「だっこ」と言ってみたり、タオルケットをかけてあげたり、保育園でもやっているであろうおままごとをしていると同時に、そっちなりに弟ができる時の準備をしているのかもしれない。
産後はそっちに寂しい思いをさせるかもしれない。
できるだけそうさせないように努力しないと。
そっちは面倒見の良い優しいお兄ちゃんになってくれると私は思っている。
弟君もそんなお兄ちゃんを慕ってくれるといいな。
乗り物の両輪のような、お互いの存在がなくてはならない兄弟になってほしいよ。
そっち、よろしくね。
ままも頑張るから!