2014年11月22日土曜日

冷戦と、子はかすがい

    今日はほとんど1日寝室で過ごした。クリスマスツリーは出したし、窓の飾りはつけたけど。
    主人とは本当に口を聞かなかった。こちらから聞く必要はないよね。
    もうね、離婚するまで話した。当たり前だろうに。こんなに、思い遣りも愛情も表現しなければ何の意味の夫婦か。

    夕方、そんな状況を察してか、主人は買い物に行った。
    そんなの知らん。今更。言われてから動く、いつもこのパターン。

    今夜は、手巻き寿司らしい。
    そっちは、主人に、私を寝室から呼んで来ないと、大好きなイクラを食べさせないという縛りをかけられていた。何度も私に下に来るように説得しに来るそっち。子どもをダシにして、卑怯で姑息な手を使う主人がなおのこと嫌いになった。
    だから、私は、その時だけ下に行って、冷蔵庫からイクラを取り出し、そっちに渡してあげた。
    ふん、本当に腹が立つ男だ。

    そっちは4歳児。事の状況が読めている。結婚記念日だけど、私たちが喧嘩をしていることも、私が泣いていたことも見ている。

    1階で、

「ちゃんと、仲直りしなきゃダメだよ。」

「結婚記念日なんだよ。だから、結婚しなきゃダメなんだよ。」

「せっかく、ママとお父さん、指輪を持ってるんだよ。」    

    彼なりに必死で主人に謝らせようと頑張っている。そっちの方がずっと私の気持ちが分かる。主人は、爪の垢でも煎じて飲むべきだ。

    主人はそんなそっちの言うことを聞き、子どもたちを連れて2階に上がって来たが、まだどうして謝らなければならないんだと言っていたから、寝たふりをしておいた。

    そっちには申し訳ないが、でも、やっぱり酷い態度を今日だけではなく、この数年取ってきたから、謝るべきだ。
    
    子どもが出来たから、主人の非協力なところや怠惰がより露骨になり、喧嘩を多くするようになった。何回か家を出たこともあった。
    子どもがいるおかげで、2人の関係は波風が立っているのは事実だが、子どもたちを生んだのは私たちの責任だし、彼らを生み捨てるだけでは許されない。だからこそ、お互いを労って手を携えて育児をしたいとこちらは思っているのに、勝手な主人にいつも腹が立っては我慢している。
    私は、仕事においてちょっとした空き時間があれば、仕事を切り上げて帰宅し、子どもたちを早くお迎えに上がり、子どもたちとの時間を第一に、そして家事炊事をやる。
    主人はそんなことを一切したことがない。
    
    去年も誕生日と結婚記念日に大喧嘩をしているのを教訓としないのだろうか?バカなんじゃないかと思う。

    私は主人の誕生日には、主人が仕事だったのもあったから、家で美味しいものを食べて欲しいと腕をふるったつもりだし、子どもたちにも手紙を書かせるなど、ちゃんと愛情表現をしている。
    たぶん、そういうことが分からないんだね。当たり前だと思ってるんだと思う。子どもたちを見ながら、美味しい料理を作るって大変なのが分からないんだよね。だから、英語教室で、「おれ、そん時仕事だったもん」という身勝手な発言を平気でするんだと思う。

    子どもたちの方がずっと優しいし、気が利く。

    子はかすがいとはこういうことなのかもしれない。

    子どもたちがいなければ、夫婦だけの生き方が出来て、これほど喧嘩はしなかったかもしれない。
    しかし、子どもたちがいることで、煩わしいことは多々あるが、でも夫婦を繋ぐ新たなものは確実に出来ているんだと思う。それを2人で確かめつつ、頑張ろうと思い合うことはできないのだろうか。それはそれほど難しいわけではないはず。いつも主人は小さな裏切りをしているから、握った手を離されてしまうのだ。

    ん〜、主人の無神経さは何なんだろうか?5年前は演出もして喜ばせてくれたのに、今では世も末である。

    子どもたちの両親である前に、夫婦という関係が大前提である。そうでなければ、親も家族もへったくれもない。

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