そっちはホントにママっ子。
私のことが大好き。
男の子だからなのか、この子だからなのかは分からないが、とにかく私が一番。
何をするにも、
「まま」と後をついてくる。
トイレも一緒。
そっちが歩くようになってからは、恥ずかしい話だが、トイレに一人で入ったことはない。
必ずそっちが入っている。
トイレットペーパーをくるくる取って丸めて得意気に渡し、蛇口もひねってくれる。
まさに金魚のフ○(汗)。
忠犬そっちとも言えるかな。
台所で料理をしていると、最初はリビングで遊んでいても、しばらくすると私の足元に来て相手をしてとせがむ。
最近、お腹が大きくなってきて腰が痛いため、主人に肩~腰までを揉んでもらうようになった。
そうしていると、そっちは主人の手をどけようとする。
私に触るなと(苦笑)。
そして泣き始めてしまう。
主人にヤキモチを妬いているのである。
主人が手を離すと、ほっとした顔をして私にぴとっと抱きついてくる。
「まま、取られたと思ったの?」と聞くと、
「うん」と言う。
どうしよう!
可愛くて仕方がない!
さっきも、今日だけたまたま遅く入浴した私を、主人に寝かしつけてもらっていたはずのそっちがいつの間にか来て、ドアを小さな手で叩きながら
「まま~まま~」と言ってくる。
入った心地がしなかったけれど、ドアを開けた瞬間の、そっちの安心した笑顔ったら!
保育園にお迎えに行った時、私の顔を見た瞬間、一目散に駆け寄ってくれるそっちは心から嬉しい。
ありがとう、そっち。
ままの元に生まれてきてくれて。
いつか難しい時期が来るのは重々分かっている。
今が期間限定だって言うのも分かっている。
でもいいの。
こうやって私のそばを離れないそっちを知っているから。
こういう素敵な時間があるから、きっと私は頑張れる。
こんなに愛しいものが世の中にはあるのだろうか。
そっちのおかげで、母親になっている。
二年前まではそんな自分を想像だにしなかった。
親ってこんなに幸せなんだ。
今も私の左腕に頭をちょこんと乗せて、体を寄せて寝んねしている。
腕はしびれ始めたが、もう少しだけこのままの状態でいよう。
いや、そうしていたいのよ、私は。
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