そっちは、今の段階でも
「小さい頃、どんな子だった?」というようなことを聞いてくる。
たった4年でも、生まれた頃のことなんてずーっと昔の気がする。
そっちはどんな子だったかなと聞かれたら、、、
おとなしいというか、慎重という言葉の方が良いかな、そんな子だったと思う。よく観てから動く感じだった。よく世間的には、男の子はやんちゃで大変!なんて言われるけど、そっちは全くそんなことなかった。そこらへんの女子の方がダーッと駆け抜けて行くくらいだったもんな。
生まれてから半年ぐらいは、手をずっと握りこぶしにして、手の内を絶対見せない子だった。
言葉も1歳前から話せた分、私の会話相手になってくれた。何でも「これは?」と質問する子だった。
上の子がそっちだから、私はまだ育児という仕事を乗り切れていると思う。
りょっちはね、笑顔が可愛い。本当に、
「エヘッ」と言いながら笑うんだな、漫画の世界だけじゃないんだと、りょっちを見ていると思う。
ほっぺに、笑えくぼが出来るのがたまらなく可愛い。
お腹にいる時から、モゾッモゾッと動いていた。だって2回も逆子の診断があったくらいだったから。だから、生まれた後も、ニコニコしながらパタパタと走っている。
典型的な赤ちゃんで、とにかく触ってみる。触って経験してから、物事を理解しているのかな。
お兄ちゃんがいたから、エルゴで抱っこやおんぶを長くされていた分、歩くのもゆっくり、お兄ちゃんとの会話が優先されていた分、言葉もゆっくりだった。
このお盆で本当に言葉がほぐれてきた。言葉がゆっくりでも、しっかり私たちの会話を聞いていた分、そんな言葉知ってたの!?っていう言葉もふと喋ることもある。
今日も、洗濯物を片付けるお手伝いをしてくれて、片付けた後、
「しまった♪」と言ったから驚いた。
最近はオウム返しをよくする。とにかくお兄ちゃんの行動言動をそのまま真似する。お兄ちゃんが行く方へ後をついていく。お兄ちゃんが話すと、同じことを言おうとする。
お兄ちゃんと同じ物でないとダメ。そうじゃないとその後が大変難しい。泣くからね。喧嘩になるからね。もうそれだけは避けたい!だから持ち物は基本同じ物を与えないとダメ。
りょっちは、おそらくお兄ちゃんと対等だと思っているんだな。
育児はその時は本当に大変だけど振り返れば一瞬。その一瞬一瞬がすべてドラマであり、私にとっては宝物。でも、残念ながらそれらすべてを覚えておくことはできない。私は働いているし、一緒にいる時間はやはり短い。
だからこそ、毎日の彼らとの小さな幸せを書いていたいんだと思う。それだって書ききれているわけではないけれど。
いつか、自分ってどういう子だったか?自らのルーツを辿る時に、このブログは少しは役立つかな(笑)。