2014年4月12日土曜日

さくら

    ここ数年のように、天候がいまいちで、結局雨で散って、葉桜で…ではなく、今年は平年並みに咲いているみたい。
    ということは、今週が見頃じゃない?と思い、急だけど、家族で近くの公園に行ってきた。まだ咲きほころんでいるわけではないけれど、でも良いよね、葉桜になる前に見られて。
    

    桜の木の下で、体いっぱい桜を感じてみた。とても嬉しかった。この時期にしか咲かない桜を今年もちゃんと見られて。
    そして、母のことも少しよぎった。桜が見られるかどうかと主治医に言われ、結局その年の桜を見ることはできなかった母。桜を仰ぎながら、お母さん、今年も桜は咲いてるよ、と心の中で伝えた。
  
    四季折々を、できればその都度、肌で感じたい。できれば主人と一緒に。そして、子どもたちとも自立するまで一緒に寄り添って見ていたい。
    まぁ、子どもたちは、公園の滑り台に夢中だったけど…。でも、いつか思い出してくれるだろうか。父と母と行ったことを。

    桜って素敵な花なんだなと改めて感じた。心が洗われた気がした。
    
    家族で見られる幸せ。それを噛み締められた今年の桜だった。



    


    

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