そっちを出産した時に同室だったKちゃんが娘ちゃんを連れて遊びに来てくれました。
あいにく、そっちは保育園だったため、会えませんでしたが、そっちの1日遅れで生まれた娘ちゃんはすくすく育っていました。
Kちゃんの自宅は福島県の郡山市にあります。
原発の影響を危惧し、早くから実家の宮城県に娘ちゃんと避難していました。
ご主人は週末のみ宮城に来る生活を送っていました。
ご主人の会社が、100キロ圏内の通勤手当のみを出すということで、7月から仙台にアパートを借りて住んでいます。
家族3人一緒に暮らせることにほっとしながらも、来年3月までしか通勤手当は出ないとのことで、つかの間の家族3人の生活だそうです。
自宅隣の空き地の雑草の被爆線量が高い数値を示しており、K役所に何度も掛け合い、ようやく測定し、地主に伝えたようです。
しかし、ある日そこは売り地に。。。まったく戻る目処は立っていないそうです。
そもそも、彼女としては、線量計を頭からぶら下げている土地に娘と住む気はまったくないときっばり。
そして、○キロ圏内だけではなく、その圏外でも線量が高いところもあるのだから、そういう人たちにも対応してほしいとも。
今、奇形児が生まれる可能性があるということで、福島の女性と結婚するなと、まことしやかに言われているそうです。
Kちゃんも、娘ちゃんが大きくなった時、福島から避難して仙台に住んでいても、戸籍があるだけでそういう偏見が持たれる可能性があるかもしれないと悲しそうに言っていました。
現在Kちゃんは、2週間に1回泉の「のびすく」で福島から避難している親子が集うサークルに通っていますが、浜通りの人たちは補償されているけれども、Kちゃんのような内陸側の人にとっては参考にならないみたいてす。
先の見えない福島の現状を抱えながら生きているのを見ると、歯がゆさを感じます。
震災から1年半。
少しずつ復興はされているものの、福島の原発問題は福島の方たちに、暗い影を落としています。
Kちゃんは、そんな大変状況にもかかわらず、いつもニコニコで明るいかわいいママです。
そんな大変な中にもかかわらず、りょっちにかわいい冬物のロンパースをプレゼントしてくれました。
ありがとう!
次はそっちも一緒にアンパンマンミュージアムで待ち合わせをしよう。
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