2011年10月27日木曜日

公文

そっちが10月25日から公文を始めた。

近所にあるため訪問し、先生に1歳を過ぎたらやりたいと伝え、それまでの間ということで、3、4ヶ月の時から、先生のご厚意で絵本の読み聞かせをしてもらったり、お歌を歌ったりした。

私も小学校2、3年生頃から中学3年生まで公文を習っていた。
私は決して勉強ができる方ではなかったため、繰り返し何度もやりながら自分のペースで進めていくやり方が合っていた。
また、学校の勉強より公文で習う内容が難しかったため、学校の勉強が分かって楽しかった。

そして何より勉強する習慣がついたし、勉強が好きになった。

そのおかげで夢を叶えることもできた。

私はいつか子どもができたら公文をやらせたいと思っていた。

私は優秀な人間はただ優秀なのではなく、優秀な上にさらに努力をしていることを見たことがある。

そっちには、コツコツと努力することが何よりも大切なことなんだと分かってほしい。

私も公文を辞めたいと思ったことが何度もあった。
両親から首根っこを掴まれて教室に行ったこともあった。
でも、あの時辞めないで良かったと思う。

継続は力なり。

ところで、昨日そっちを仕事の前に小児科に連れていった。

私はその病院の先生が好きである。
ダンディーでエリートな雰囲気がまさに医者という私のイメージにぴったりなのだ。
しかも、最初の頃は私も主人も子どもが風邪になった時の対応が分からなくて叱られたこともあった。
今の世の中、患者に対して叱る医者も少ないと思う。
そんな感じも私は嫌いではないのである。

0歳からお世話になっているため、診察中に他愛もない話もする。

この間も聞こうと思っていたが聞きそびれていたので今日は聞かねばと思い、

先生。理系の子になるにはどうしたらよいでしょうか?

僕はね、思うんだけど、人間は三種類に分けられると思うんだ。

幅広く興味を持つ子

一つのことに集中する子

何にも興味を持たない子

最初の2つならば理系には向いていると思うよ。

(ふむふむ)

僕はT大の学生の95%が使い物にならないと思っているんだ。

(ひぇ~、言うよな~)

なぜならば、自分で興味を示したのではなく、やらされてきたからなんだよね。

みんなそうでしょ?
好きだからやっているでしょ。

(確かにねー)

私は子どもに勉強をしろって一度も言ったことがないんだ。

(まぁ、それは先生の子どもだからやらなくても大丈夫なわけで。。。)

だから、僕は公文ってやつ一番嫌いね。

(げっ!!昨日から始めたなんて口が裂けても絶対言えない)

この子の目を見ているととっても良い目だからちゃんと良い方向に行くと思うよ。

(えっ!本当ですか!?)

そのためには親は辛いかもしれないけど、じっと見守る、それが子どもの芽を潰さないことだと思うよ。

(まぁ、確かに)

こんな話をして帰ってきた。

賛否両論、色々あるかもしれない。
しかし、私は『三つ子の魂百まで』で、ある程度親が素地を作ってあげることも大切だと思っている。
努力をすることが何より大事。
継続は力なり。
それを分かってもらうためにも公文を始めるのだ。

先生のおっしゃる通り、親がじっと我慢して見守る日も来るだろう。

いつかそっちが自分の道を選択できるようになる時まで母親として覚悟している。

私は先生の話を参考にしつつ、我が子の教育方針は曲げない。

初めてのプリント。
楽しそうに色を塗り、めくり、そしてぐしゃぐしゃにした。

ぐしゃぐしゃにしてもいい。

何事も小さなことからコツコツと。




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