2011年10月26日水曜日

あんぱん

息子のそっちは、最近よく喋っている。

一人で一生懸命ペチャクチャ話す。

口から生まれてきたのではないかと思うくらい(苦笑)

おそらく、自分の耳に入ってくる言葉の音を楽しんでいるのだと思う。

話せる短い単語も増えている。

まんま(ママ、つまり私のこと)
ちっちぃ(父、つまり主人のこと)
わんわん(犬)
ばーいばーい(バイバイ)
じぃじ(おじいちゃん)
しぇんしぇ(保育園の先生)
あたん(赤ちゃん)
ばー(バナナ)
あった((物などが)あるの意)

そして

あんぱん(アンパンマンのこと)

である。

全部言えないところが可愛い。
そして、このまま言えなくてもいい、ずっとこのままでもいいと思ってしまうくらいたまらなく可愛い。

私が小さな頃もアンパンマンは存在していた。
ただ、私個人だけだろうか?今ほどではなかったと思うのである。
つまり、昔よりも今の子どもたちにとってアンパンマンは絶対的なヒーローなのである。

日本人は勧善懲悪が好きである。
アンパンマンはまさにアンパンマン(善)vsばいきんまん(悪)の構造が明確であり、小さな子にも分かりやすく描かれている。
また、親も子どものしつけにアンパンマンを良い意味で活用している。

私もその例外ではない。

息子はなかなか白米を食べない。
そこで、アンパンマンのふりかけを見せたら、以前より食べてくれるようになった。
アンパンマンのスティックパンならパクパク食べてくれる。

生まれて間もないころから絵本でアンパンマンを見せて、息子はいつの頃からか「あんぱん」と言えるようになった。

夏に、私が住んでいる地域にもアンパンマンミュージアムが開館した。
私は開館翌日、息子と二人で遊びに行った。
今より数ヶ月前で、集中力が続かなかったこともあり、入館してまもなく抱っこをせがまれ、なかなかきつかった。

しかし、翌日、息子がパンフレットをじっと眺めていたのを見て、もしかして前日アンパンマンに会えたのを思い出してくれたのかなと微笑ましく思った。

その後、アンパンマンを街やお店、テレビで見る度、指を差しながら「あんぱん」と言う。

今では、アンパンマンのABCカードや数字カードで遊んでいる。
歯ブラシもアンパンマン。

子どもの教育にプラスになることは私は大いに活用したい。

ちなみに、写真のステッカーは、アンパンマンミュージアム2階でしか購入できないもの(限定物に弱い私(笑)これを買うのも目的の一つだった)。

そういえば、お馴染みの曲『アンパンマンのマーチ』、実は深い。
哲学的な雰囲気さえも感じてしまう。

(略)
なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ!
今を生きることで
熱い心燃える
だから君はいくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きるよろこび
たとえ胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい君は
いけ!みんなの夢まもるため
(略)

息子もアンパンマンのように強く逞しく優しく育ってほしい。

ちなみに、主人はアンパンマンに似ている。

追記…アンパンマンミュージアムの入館料は少し下げていただけると親としては大歓迎である。


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